
香蘭社について 香蘭社 理念
日本で初めて磁器が焼かれた1616年以降、藩に擁護されて続けてきた有田の陶磁器産業は
明治維新に続く廃藩置県ですべての販路を失うという最大の危機に陥りますが、
新たに海外輸出が許されたのを機会に万国博覧会に出品して世界中の人々に日本磁器の秀逸さを知って貰おうと
結社を誕生させました。それが合本組織香蘭社です。
香蘭社は明治8年(1875)に5人の有志により設立されましたが、
その後、明治12年(1879)には有志の一人である8代深川栄左衛門の単独経営となりました。
以来、窯業という分野で美術品から碍子製品、そしてニューセラミック商品まで三つの事業を通じて
日本の食卓文化を彩り、電気事業の一翼を担いつつ、環境事業の目に触れることのない分野で貢献してまいりました。
どの分野におきましても一貫してその根底には伝え刻み込まれてきたものがあります。
それは「製品の品質を精緻にすること、形状および画彩は美にすること、製造の費用を抑え原価を安くすること、
名誉を保ち永久の利益を図ること」という創業者たちの不滅の精神です。
このことこそ、結社以来、万国共通の最高質なものづくりとサービスで社会に貢献してきた香蘭社の企業理念でございます。
これからもこの崇高な企業精神をいかんなく発揮して世界から愛される製品を生み出すために
日々研鑽し努力していく所存でございます。
代表取締役社長 深川祐次

陶磁器・古陶磁美術館



宮内庁御用品をはじめとする、香蘭社の歴史に残る古陶磁を集めたギャラリーです。
万国博をはじめ、世界各国で数多くの名誉金牌を受賞した、日本の伝統文化"有田焼"の名窯 「香蘭社調」。
今なお世界を魅了し続ける歴史的美術品をどうぞごゆっくりとお楽しみください。


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